この記事はこんな方に向けて書いています。

ゼネコンからの転職先ってどんなのがあるの?
この記事を読むとこんなことが分かります。
- ゼネコンからの具体的な転職先
- 大手ゼネコンからの具体的な転職先
この記事を書いたのはこんな人、、、



大手ゼネコン勤務の私が実際に転職活動を通して、転職エージェントから紹介された事例を紹介します。
ゼネコンからの具体的な転職先6選
結論から言うと、ゼネコンからの具体的な転職先6選はこちらになります。
- 発注者(公務員)
- 発注者(民間企業)
- コンサルタント
- 研究職・調査
- 建設業以外
- 会社規模の異なるゼネコン



それぞれの特徴を具体的に解説していきます!!
その前にゼネコンの転職方法を知りたい人はこちらの記事もご覧ください。


発注者(公務員)
ゼネコンからの転職先の1つ目は発注者(公務員)になることです。
地元に帰って、公務員になることで、転勤がなく残業もゼネコンと比べると大幅に減少します。
公務員試験に合格する必要がありますが、働きながら資格の勉強をすることも十分に可能です。
ゼネコンに比べると給料が少なくなる可能性が大きいですが、その分、自分の時間は確保できます。
お金よりも自分の時間、家族との時間を大事にしたいと思う人にはおすすめの転職先です。
発注者(民間企業)
ゼネコンからの転職先の2つ目は発注者(民間企業)になることです。
ゼネコンとして、施工者として、発注者から仕事を受注して、工事を行ってきたかと思います。
その工事を発注する側、ゼネコンを管理する側の仕事に就くのです。
ゼネコンで経験した施工管理のノウハウはかなり生かせます。
発注時の施工計画や数量の算出、工程作成などなど、ゼネコンとして経験したことを生かすことでより具体的なものを作ることができます。
ゼネコンから発注者(民間企業)への転職は経験を生かせるという意味でおすすめです。
コンサルタント
ゼネコンからの転職先の3つ目は建設コンサルタントです。
そもそも建設コンサルタントとは、土木・建築に関する工事の設計、監理、調査、企画、立案を行うことことが仕事です。
ざっくりいうと、設計者ってことですね。また、発注者としての立場からゼネコンを監理する者でもあります。
モノづくりに設計者としての立場から携わりたい人にはおすすめです。
研究職・調査
ゼネコンからの転職先の4つ目は研究職・調査です。
土木・建築に関する新技術の開発に関わる研究職と既存の建物の維持修繕のために構造物の調査を行うことです。
研究職では、土木・建築に関する問題点をとことん深掘りし、新技術として世に発表することになります。
ゼネコンにいるときには、マクロの視点で物事をとらえることが多く、ミクロの視点での出来事は外注し、問題の解決策を明らかにすることが多いです。
より、細かな視点で、問題の解決に向けて1つのことに取り組める人にはおすすめです。
もう一つは調査です。
高度経済成長期に建設された構造物がかなり傷んできています。その構造物を対象に調査を行い、補修方法を提案するのが調査の仕事です。
モノづくりとは違いますが、スクラップアンドビルドの時代が終わり、長く使い続ける時代になった今。構造物の現状を把握し、補修方法を提案する仕事はかなり需要が増してきています。
建設業以外
5つ目は建設業以外の業界への転職です。
ゼネコンからの転職というよりは、建設業から転職したいって思っている人も多いと思います。
ただし、全く異なる業界で全く異なる業種を行うのであれば、30代前半までに転職を決めるべきです。
経験がなく0から始めるわけですから、企業側もそれなりにリスクがあります。そのため、応募条件に年齢がうたわれていることが多いので、なるべく若いうちに転職を決めるほうが良いでしょう。
年齢を重ねた人で業界を変えてチャレンジしたいっていう人には、業界を変えて、職種はゼネコンで経験したことを活かせる施工管理がオススメ。
施工管理と一口に言ってもいっぱいある。造船、電気通信工事、管工事、造園、などなど。
モノづくりに関連する業界なら施工管理という仕事はあります。
会社規模の異なるゼネコン
最後の6つ目は会社規模の異なるゼネコンへの転職です。
ここでは、今、自分が大手ゼネコンにいるのか中小ゼネコンにいるのかで、話が変わってきますので、それぞれで分けて解説していきます。
大手ゼネコンから中小ゼネコンへ
大手ゼネコンで働いている人は、建設物の規模が大きすぎて、その中の〇〇工区を担当しています!っていう人が大半だと思います。
せっかく、大きなプロジェクトに携わっているのに、全体がよく分からない、他工区の進捗がよく分からない。なんてことは大現場あるあるだと思います。
大きいプロジェクトの中の一つの歯車として働くのが嫌になっている人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたには、中小ゼネコン、特に地場ゼネコンをおすすめします。
地方の工事に特化しているため、転勤はほぼありません。大手が相手にしないような小さな工事ばかりですが、工期が比較的短いものが多く、完成したときの達成感を何度も何度も味わうことができます。
給料は大手ゼネコンに比べると劣りますが、モノづくりに携わっていると深く感じることができるのでおすすめです。
中小ゼネコンから大手ゼネコンへ
中小ゼネコンで働いている人は大手ゼネコンへの転職もありです。
待遇面、給料面、働きやすさ、、、色んな側面で中小ゼネコンよりは優遇されていると感じます。
会社の規模が大きすぎて、会社の中での自分の立場が不明確になることが多々あります、さらに、全国転勤は当たり前、全国各地に転勤の可能性が大いにあります。
そんなマイナス面もありますが、中小ゼネコンよりはよっぽど、働き方改革へ向けた取り組みが進められているのも現状です。
全国転勤は無理という人には、大手ゼネコンの中でも総合職ではなく、地方採用みたいな形で、特定の地方内だけで転勤が発生する区分もあります。(給料は少し、減りますが、、、。)
検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
ゼネコンからの具体的な転職先をまとめて紹介しました。
今、いる環境だけで毎日変わらない生活を送っていては、何も変化がなく、どんどん社会から取り残されている感覚になります。転職を少しでも考えたら、まず、行動を起こすことが大事です。時間がないは言い訳でしかありませんよ。
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